魔物や幽霊、妖怪や仏様、貧乏神や死神までが共存する世界を描いた『DESTINY 鎌倉ものがたり』。
その鎌倉に暮らすミステリー作家・一色正和が、黄泉の国へ行ってしまった妻・亜紀子を取り戻すために奮闘する冒険ファンタジーです。
この物語の中で、重要な役どころの死神のキャラがかわいいですよね^^
演じているのは安藤サクラさんですが、金髪でチャラい死神という設定が、かなり衝撃的で話題となりました。
『DESTINY 鎌倉ものがたり』は『ALWAYS三丁目の夕日』の山崎貴監督とスタッフたちが制作した作品で、原作者は西岸良平さんです。
この記事では、
・『DESTINY 鎌倉ものがたり』での重要なサブキャラクターである「死神」の詳しい設定
・原作での死神と、映画版の死神の違い
についてまとめてあります。
※ 一部ネタバレを含みます。
『DESTINY 鎌倉ものがたり』の死神とは
死神のキャストは安藤サクラ
そういえば、昨日みんなといったdestiny 鎌倉ものがたりの死神すこ
もうどストライクだった
この死神になら連れてかれてもいい(@♡▽♡@) pic.twitter.com/vfC8t3CO9B— Kaori(´・×・`) (@Yu_yake_0402) January 29, 2018
安藤サクラさん
1986年2月18日生まれ
父:奥田瑛二(俳優)
母:安藤和津(エッセイスト)
姉:安藤桃子(映画監督)
夫:榎本拓
子:2017年6月 女児出産
2018年カンヌ映画祭・パルムドール受賞の傑作「万引き家族」でも高い演技力が世界的に評価されています。
これまで多く演じてきた役柄は、はすっぱでビッチな女性や天真爛漫過ぎて同性から疎まれるような、いわゆる「汚れ役」が中心でした。
世の中に「あるある」な、リアルな女性を演じながらも「純粋さ」「優しさ」を感じさせる演技力は大変素晴らしい才能です。
死神の役割と設定
古都鎌倉は妖しの気が強く、人は亡くなったあとでも特別な理由があれば、管轄の「死神局」に「幽霊申請」することができます。
「幽霊申請」が認められると「死神局」から生命エネルギーを貰い、現世に滞在しながら幽霊として活動することができるのです。
(「魔物化するコース」なんてのも設けられていましたねw)
幽霊になっても見た目は生前の人間とほぼ同じで、生活もさほど変わりなくおくることが出来ます。
他にも死神は、現世と黄泉の国を繋ぐ役を担っていました。
この世界では亡くなってもそのままあの世へ行くのではなく、まず死神が亡くなった方を迎えに訪れ、江ノ電「げんせ」駅から電車に乗って三途の川を渡り「よみ」駅まで連れて行くというシステムになっています。
結構いろいろと、忙しそうですよね。
#私の人外の推し
「DESTINY 鎌倉ものがたり」の安藤サクラ演じる死神。金髪であの軽いノリは中々インパクトがあった pic.twitter.com/mSYsSZeuSd— うにせんべい (@tenkami4) March 31, 2019
「ここらへん担当させてもらってます〜。」という挨拶のあと、カパッと顔のマスクを外し、その下から骸骨が現れるのが凄い衝撃でしたΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
この軽い挨拶からも分かるように、死神は他にもたくさんいて地区別担当制で動いていることが伺えます(笑)
通常は死者しか見ることはできない死神なのですが、正和と亜紀子は「魔界まつたけ」を食べ魂が抜けそうになった状態を経験したため、死神を認識することができています。
一度死にそうな目に合うと、死んだ者扱いされるようです…。
『DESTINY 鎌倉ものがたり』原作と映画版で死神に違いは?
原作で描かれている死神は、ごく普通の(!?)一般的な死神の姿をしています。
一般的とは…
・黒い大きなマントのようなものを身にまとい
・大きな鎌を持ち
・顔は骸骨💀
実際、見たことは無いんですけど大体の人が思うイメージですね^^
ただ、恐ろしくておどろおどろしい雰囲気という部分は無く、死神なのに「陽気でノリがいい」キャラクターに描かれています。
顔はまんま骸骨💀での登場なので性別も不明ですが、映画版と違うのは「〇〇っすよ〜」というチャラい喋り方ではないこと。
原作の死神も陽気なキャラではありますが、決してチャラくはありません。
映画版では、この「チャラい口調」と「金髪・帽子・スーツ」「鎌は持たない」という見た目の演出が加えられたようです。
安藤サクラさんの中性的な魅力と相まって死神のインパクトは絶大になり、物語の重要な役割を持つキャラクターとなっています。
まとめ
今回は『DESTINY 鎌倉ものがたり』での重要なサブキャラクターである「死神」の詳しい設定と、原作と映画版での死神の違いについてまとめてみました。
映画版で死神を演じたのは、世界的に高い演技力を評価されている女優、安藤サクラさんです。
安藤サクラさん演じる「死神」は、物語の重要なキャラクターとして、亡くなった方の「幽霊申請」の受付業務や、現世と黄泉の国を繋ぐ役を担っていました。
通常は死者しか見ることはできない死神なのですが、正和と亜紀子は「魔界まつたけ」を食べ魂が抜けそうになった状態を経験したため、死神を認識することができています。
西岸良平さんが描いた原作の死神と、映画版の死に神の違いは
「チャラい口調」
「金髪・帽子・スーツ」「大きな鎌を持たない」という見た目
に演出が加えられています。
安藤サクラさんならではの、とてもユニークな「死神」となっており、改変された演出が高評価を得ています。
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